(2002年5月27日作成)
(2005年2月17日更新)
「峠三吉没後50年の会」
呼びかけ人(50音順・広島市、その近郊の方々にとどめました)
池田正彦(事務局) 伊藤真理子 海老根勲(共同代表) 亀岡恭二 北村均 久野成章(事務局) 好村冨士彦(故人) 古浦千穂子 四国五郎 島陽二 成定薫 深川宗俊 福谷昭二 御庄博実(共同代表) 水島裕雅(共同代表)
連絡先 広島市中区本川 2-1-29-301
TEL & FAX 082-291-7615 Eメール m-ike@do8.enjoy.ne.jp
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◇ 日時◇2005年2月27日(日)午後11時10分〜 |
池田正彦・松尾雅嗣(編)『峠三吉被爆日記(写真版)』(広島大学ひろしま平和コンソーシアム・広島文学資料保全の会、2004年12月 )から、池田氏が書き起こしたものを「文学資料データベース」に掲載しました。
下記の要領で「8・15原爆・反戦詩を読む市民の集い」が行われました(趣意書はここをクリック)。
日時:2004年8月15日(日)(終戦記念日)午後4時〜6時
場所:平和公園、原民喜「碑銘」詩碑周辺(原爆ドーム横)
☆「音楽で詩で命の大切さ訴える ドーム前で演奏 終戦記念日」(『朝日新聞』、2004年8月16日)(インターネット版はありません)
☆「不戦誓い祈り深く 終戦記念日」(『中国新聞』、2004年8月16日)
☆「「二度と戦争を繰り返してはならない」 終戦記念日、思い思いに反戦訴え」(『毎日新聞』、2004年8月16日)
連絡先:「8・15原爆・反戦詩を読む市民の集い」事務局
池田正彦 TEL 082-291-7615
海老根勲 TEL 082-924-7950
呼びかけ団体:「広島に文学館!を市民の会」「峠没後50年の会」「広島花幻忌の会」
本ホームページ掲載の『原爆詩集』をもとにして、青空文庫版『原爆詩集』ができました。ルビもついていて読みやすくなっています。
2004年1月1日をもって、峠三吉(1953年没)の著作権が消滅したことをうけて、「文学資料データベース」に『原爆詩集』を掲載しました。
☆寺島洋一『雲雀と少年 峠三吉論』(文藝社、2001年、1500円)が電子出版サイトBoon-gate.com(ブーンゲイトドットコム)から購入できることになりました。電子版は500円です。(著者は「広島に文学館を!市民の会」会員です)
☆好村冨士彦遺稿・追悼集刊行委員会(編)『考えることは乗り越えることである 好村冨士彦遺稿・追悼集』三元社、2003年。(2002年9月に逝去された好村冨士彦さんの遺稿および、ご遺族、友人などの追悼文集です。2段組、612ページの大冊です。非売品として出版されましたが、刊行委員会のご好意で、1冊3000円でお頒けします。「市民の会」宛てEメールなどでご連絡下されば、お取り次ぎします。)
☆劣化ウラン禁止(NO DU)ヒロシマ・プロジェクト(編集・発行)『Hiroshima Appeal 劣化ウラン弾禁止を求める ヒロシマ・アピール』2003年、700円。(紹介記事:「ヒロシマ・アピール」『中国新聞』「天風録」2003年10月6日)
☆長津功三良『詩集 影たちの葬列』幻棲舎、2003年、2000円。(著者は「広島に文学館を!市民の会」会員です)
☆岩崎文人『原民喜--人と文学(日本の作家100人)』勉誠出版、2003年、1800円。
☆御庄博実『御庄博実詩集 (現代詩文庫168)』思潮社、2003年、1165円+税。(著者は「広島に文学館を!市民の会」会員です)
昨年に引き続いて、下記の要領で「8・15原爆反戦詩を読む集い」を開催しました。
☆「ヒロシマ「あの夏」追悼 終戦記念日」」(『中国新聞』2003年8月16日)
☆「終戦の日に読む峠三吉 ドーム近くで市民ら朗読」(『中国新聞』2003年8月12日)
日時:2003年8月15日(金)(終戦記念日)午後4時から5時半ころまで
場所:平和公園、原民喜「碑銘」詩碑周辺(原爆ドーム横)
司会・進行 海老根
1 峠三吉『原爆詩集』から(1)
「序」(城北中学・高校)、中国語訳(中国人留学生)
「8月6日」(城北高校・山本)
2 原民喜「コレガ人間ナノデス」
3 米田栄作さん追悼
「碧落氈v(長津)
「荒廃に立ちて その一」「川のなかの旗」(土屋)
4 峠三吉『原爆詩集』から(2)
広島女学院大学・高校生および教職員9人による群読
「序」(手話を加えて参加者とともに)
「仮包帯所にて」(高橋)
「としとったお母さん」(横川、川本、渡辺)
「ちいさい子」(橋本)
「呼びかけ」(池田、石谷、金信、土屋)
5 歌・演奏「花」
6 沖縄2003年平和の詩・知花かおり「川の水よ 太陽よ」(石橋妹)
7 それぞれの作品
「原爆の子どもたち」(城北中・久保田)
「短歌」(檜木田」
「父」(阿保)
長津功三良『影たちの葬列』から 「白い鴉」「そして誰もいなくなった」(海老根)
原民喜「水ヲクダサイ」
8 御庄博実 連作「劣化ウラン」から
「私の胸のふくらみに 劣化ウラン」(石橋妹)
「何をしたらよいですか? 劣化ウラン。」(石橋姉)
9 閉会の挨拶(水島)
(当日、参加者に「8・15市民の集い 朗読詩集抄録」(13ページ)と「米田栄作詩集抄」(3ページ)を配布しました。)
呼びかけ団体:「広島に文学館!を市民の会」「峠没後50年の会」「広島花幻忌の会」
連絡先:「8・15原爆・反戦詩を読む市民の集い」事務局
池田正彦 TEL 082-291-7615
海老根勲 TEL 082-924-7950
JR西条駅前のギャラリー「白壁」で「峠三吉展」が開催されました。本会も展示資料を提供するなど応援しました。東広島市は峠が療養し最後の手術を受けた病院があるゆかりの地です。期間中約150名の来館者がありました。
日時:2003年8月3日(日)〜8月10日(日) 午前10時から午後5時まで
場所:ギャラリー「白壁」(東広島市西条本町14-9、JR西条駅前 脇税理士事務所3階)(連絡先 0824-23-5523)
広島市立中央図書館で、7月25日から9月7日まで「峠三吉没後50年記念資料展」が開催されました。「図書館だより」に紹介記事が出ています。こことここをクリック。
期間中、下記の要領で御庄博実さんの講演会が開催されました。
日時:8月23日(土)午後2時〜3時半
会場:中央図書館3階セミナー室
講師:御庄博実「峠三吉とその時代」
先日取材のあったNHKワールド「ラジオ日本」の「夏期特集ーいまからでもおそくはないー原爆詩人・峠三吉没後50年」の放送予定は8月5日(火)とのことです。以下、担当ディレクターの植田さんからの連絡です。
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番組の件ですが、放送日は8月5日を予定しています。NHKワールドラジオ日本の、20ヶ国語で放送予定です。(残念ながら英語と日本語での放送は今のところ予定していません。それ以外の言語となります。)
短波ラジオでの放送を聞いてくださる方は、こちらのサイトから、周波数表などをお調べ下さい。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/index-j.html
また、現在20ヶ国語のうちの8ヶ国語を、オンラインで放送しています。インターネットで放送が聞けるのです。これは、8月5日の放送終了時刻より、1週間聞くことができます。アドレスは、以下のとおりです。
http://www.nhk.or.jp/rjweekly/index.html
このたび下関原爆展事務局・長周新聞社から海賊版『原爆詩集』が「発行」されました。「峠三吉没後50年の会」として事態を放置できないと考え、「発行」元に抗議文を送付するとともに、広島市政記者クラブで声明を公表しました。
7月9日(水)、8月3日から東広島市西条のギャラリー「白壁」で開催予定の「峠三吉文学資料展」に向けて、展示資料を搬入するとともに、打ち合わせを行いました。
この模様を中国新聞社が取材し、翌7月10日の『中国新聞』に「終えんの地、東広島で峠三吉展 8月3日から」という記事が掲載されました。(インターネット版の記事は7月14日付けで掲載。)
7月5日(土)午後2時からNHK(ラジオ日本)の植田彩子ディレクターによる取材がありました(於 サンホテル)。
「8.15原爆反戦詩を読む市民の集い」についての話し合いや峠三吉の詩の朗読(練習風景)などの録音、「広島に文学館を!市民の会」や「峠三吉没後50年の会」の活動についてのインタビューなどがありました。他にも取材をして、海外向けのラジオ番組を制作するそうです。取材終了後、場所をかえて懇親会を行いました。
2003年5月20日現在の「峠三吉没後50年の会」の収支報告がまとまりました。(詳しくは事務局までお問い合わせ下さい)
収入
入会金・カンパ(116人) 557,000
講演会・シンポジウム資料代 38,000
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収入計 595,000
支出
諸経費(印刷費、郵送費、コピー代、文房具など)157,022
講師謝金 65,000
事務所費(通信費など) 20,000
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支出計 242,022
差し引き残高 352,978円
5月10日(土)午前11時半〜45分、広島ホームテレビの番組「元気ひろしま」(広島市の広報番組)で峠三吉のことがとりあげられました。
2003年5月2日(金)夜7時から、居酒屋「九太郎」(広島市中区本川)にて、「文学資料展」および「記念シンポジウム」の反省会と慰労会を行いました。「峠三吉没後50年の会」など文学三団体からは共同代表他8名、「広島市まちづくり交流プラザ」から山本館長と伊藤さんの2名、さらに中国新聞の岡部記者が出席し、しばし懇談の花が咲きました。懇談を通じて、今回の事業の意義を高く評価するとともに、今後も情報やアイデアを出し合って広島の文化の発展に力を尽くすことを確認しました。
峠三吉没後50年を記念して、「文学資料展」会場でギャラリー・トークを行いました。
日時:4月26日(土)午後1時半から約1時間
場所:市民交流プラザ4Fギャラリー(「記念文学資料展」会場、広島市中区袋町6-36 袋町小学校隣)
トーク:御庄博実さん「峠三吉とその時代」
(当日配布されたレジュメと新作の詩「アリババの子供たち 劣化ウラン」」はここをクリックすると読むことができます。)
「毎日新聞」(2003年4月22日)に「峠三吉没後50年で文学資料展 直筆原稿など100点」という記事が掲載されました(小山内恵美子氏の署名記事)。
「峠三吉没後50年の会」・「広島市まちづくり交流プラザ」主催、「広島に文学館を!市民の会」など共催の「峠三吉没後50年記念シンポジウム」を下記の要領で開催しました。あいにくの天候不順の中、約百人の参加者がありました。
日時:4月19日(土)午後2時から4時半頃まで。
場所:原爆資料館地階メモリアルホール
講演:那須正幹さん(児童文学者)「ヒロシマが子どもたちに伝えるもの」(講師プロフィールはここ)
パネルディスカッション:那須正幹さん、御庄博実さん、水島裕雅さん(司会・コーディネーター:海老根勲さん)
朗読 『原爆詩集』より:「原爆詩に「継承」誓う」(『中国新聞』2003年7月21日)
久保田巧君(高2) 「詩集序・にんげんをかえせ」
平野誠人君(小4) 「呼びかけ」
綿岡洋平君(高3) 「仮繃帯所にて」
石橋あゆみさん(中3) 「年とったお母さん」
石橋ゆうさん(中1) 「ちいさい子」
「中国新聞」(2003年4月17日)に「峠三吉の願い継承 没後50年展開幕/広島」という記事が掲載されました(岡部哲博氏の署名記事)。今回の文学資料展で初公開される資料などについて詳しく紹介されています。
「峠三吉没後50年の会」・「広島市まちづくり交流プラザ」主催、「広島に文学館を!市民の会」など共催の「峠三吉没後50年文学資料展」を下記の要領で開催しました。
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4月14日午後2時から、文学資料展の展示資料を会場(市民交流プラザ4階ギャラリー)へ搬入し、池田さんの指示の下、ボードへの貼付、ディスプレイなどの作業を行いました(作業には、池田さんの他、海老根さん、古浦さん、成定が参加)。
当ギャラリーにはさまざまな資材・器具が用意されており、作業は順調に進行しましたが、それでも、夕方6時過ぎまでかかりました。(途中、中国新聞の取材がありました。)
みなさんのご協力のおかげで、16日の開会を待つばかりとなりました。
「没後50年文学資料展・シンポジウム」について下記の要領で最終打ち合わせを行いました。
日時:4月12日(土)午後2時から3時半まで
場所:市民交流プラザ(3Fフリースペース)
「中国新聞」(2003年4月12日)に「峠三吉の未発表詩 広島で発見」という記事が掲載されました。「カチューシャ楽団に捧ぐる詩」と題された未発表の詩の自筆原稿が深川宗俊さん宅で新たに発見されたという内容です。記事はここをクリックするとよむことができます。
なお、この自筆原稿は16日から開催する「没後50年文学資料展」でも展示の予定です。
文学資料展とシンポジウムについて「広島市まちづくり交流プラザ」が主催団体として加わることになりました。本会の活動が、行政サイドからある程度まで認知・評価された結果だと思われます。(減免措置のため、会場使用料が無料になります。)
「没後50年文学資料展・シンポジウム」の相談会を下記の要領で行いました。
日時:3月29日(土)午後2時〜4時まで
場所:市民交流プラザ(3Fフリースペース)
議事:
基金について
現在約45万円程度集まっている。
当面の文学資料展、シンポジウムは何とか乗り切れるが、秋に予定している出版事業も考えると不足。
さらに基金を募りたい。
文学資料展について
1. 4月14日(月)、午後2時頃から展示資料搬入。4月28日(日)午後4時頃から搬出。
2. 受付について(展示午前10時から夜7時まで)
常時2人を配置したい(池田さん、海老根さんのどちらかが常時つめる)。
10時〜14時の班と14時〜19時の班で編成。ボランティアを募り、担当者表を作成する。
3. パンフレットを作成する。
B4サイズ(4ページ)。挨拶文(御庄さん、400字程度)と展示リスト、記念シンポジウムの案内など。
自前で作成・印刷し、必要枚数を順次追加。
4. 文学展の会場・ギャラリーを下見。
5. カンパネの必要枚数確認のこと。
記念シンポジウムについて
1. 4月19日(土)午後2時から、那須さんの基調講演(約1時間)。
続いてパネルディスカッション(パネリストは、那須さん、御庄さん、水島さん。司会は海老根さん。約1時間)
2. 峠の詩の朗読をぜひ。
3. ビデオカメラで録画する(担当、成定)。(文学資料展会場で映写したい)
4. 基調講演、パネルディスカッションについては、出版し記録に残したい。
先般、「没後50年文学資料展」開催にあたって、日本共産党本部に対し、資料「峠三吉日記」の貸し出しを要請したところ、残念ながら許可されませんでしたが、3月9日の「碑前祭」における議論を踏まえて、再度、貸し出しを要請することになり、要請文を提出しました。
3月13日(木)朝7時30分からのNHKのローカル・ニュースで、峠三吉没後50年関連のニュースが約5分間放映されました。
没後50年を期して、峠の作品を再評価する動きがあるとして、イラク攻撃に反対する3月2日の6千人の反戦人文字、御庄さんの談話、3月9日の碑前祭の様子などがニュース番組としては比較的詳しく紹介されました。
「峠三吉没後50年の会」主催、「広島に文学館を!市民の会」など共催の碑前祭と懇談会を下記の要領で行いました。
寒風の吹きすさぶなか100人以上が集まり、現在の危機的状況下で峠三吉の熱い思いを共有しました。
場所:平和公園内峠三吉碑前
日時:3月9日(日)午後2時から約1時間
内容:司会 土屋時子さん
開会の挨拶(共同代表水島裕雅氏)
友人挨拶(共同代表御庄博実氏、三宅一子氏、渡岡泰氏)
献酒(当時を偲んで焼酎を碑に注ぎました)
詩の朗読(城北高校の生徒さん、石橋さんの子どもさん)
メッセージの紹介
献花
閉会の挨拶(共同代表海老根勲氏)
司会から移動の説明
懇談会:碑前祭終了後、すみやかに「西応寺」(峠さん墓所)に移動して、「懇談会」(進行 池田)。
これからの企画・没後50年文学資料展、シンポジウムの成功をめざして懇談しました。
(なお、碑前祭の模様は、当日夜8時45分からのNHKのローカル・ニュースで放映されました)
3月8日夕方6時45分からのNHKローカル・ニュースで、HP「広島文学館」作成の模様が紹介されました。翌9日の碑前祭との関連で、峠三吉に焦点を合わせた取材・紹介でした。
「中国新聞」(2003年3月6日、7日)の文化欄に多くの文学者・関係者の発言を集めた記事「つなぐ詩魂 峠三吉没後50年 上・下」が掲載されました。峠の没後50年を前にして、メディアも報道を始めたようです。
時を同じくしてイラクをめぐる情勢が緊迫し、戦争開始前夜のような情勢となっているのは遺憾です。3月9日に予定している碑前祭の意義がますます重要になってきました。峠の詩碑の前で非戦・反戦の誓いを新たにしましょう。
下記の要領で相談会を行いました。
☆日時:1月19日(日)午後2時〜4時
☆場所:メルパルク喫茶室(広島市中区紙屋町)
☆出席者:水島・海老根・御庄・成定・古浦・伊藤・亀岡・池田(8人)
次のように確認しました。
1、没後50年・碑前祭・懇談会
3月9日(日)午後2時から
2、没後50年文学資料展
4月16日〜28日、「袋町・市民交流プラザ」(入場料・無料)
3、記念シンポジウム
4月19日(土)午後2時から、「メモリアルホール」で開催。
4、峠三吉資料の日本共産党本部への寄贈にかかわり、「資料貸し出し」(文学資料展に)要請を行う。(既に要請文を作成、広島県委員会に提出)
*碑前祭の案内チラシは2月5日までには、発送します。
碑前祭の具体的プログラム・当日の準備、運営については、事務局で準備しながら、相談したいと考えています。
文学資料展・シンポジウムについての運営・具体的準備等、改めて会合を予定しています。
会次第(敬称略)
●黙祷
●世話人あいさつ
水島裕雅―――――文学運動
横原由紀夫――――平和運動
河原俊雄―――――ドイツ文学
渡辺 晋―――――呉一中
●献杯 戸田吉信
●会食/歓談
●休憩
●ヴァイオリン演奏 中畝みのり
●「在りし日の好村さん―スライド―」
●朗読 好村俊子
●在りし日の好村さんを語る 追悼文集「希望へのかけ橋」
●謝辞 好村玲子
●閉会の辞 伊藤眞理子
◆日時: 2002年12月14日(土) 午後6時〜9時
◆会場: 県民文化センター(鯉城会館)5階パール
下記の要領で第2回実行委員会を開催します。
★第2回実行委員会
日時:12月3日(火)午後7時から
会場:中村屋 (広電電停「土橋」下車1分) 082-231-5039
議題:「偲ぶ会」の進行について
(よびかけ文はここをクリック)
好村冨士彦さんを「偲ぶ会」を開催することになりました。つきましては、「偲ぶ会」開催に向けて実行委員会を開催します。
★第1回実行委員会
日時:11月5日(火)午後7時-8時30分
会場:中村屋 (広電電停「土橋」下車1分) 082-231-5039
議題:趣旨文、呼びかけ人リストの確認、ご案内対象者リストの確認、偲ぶ会の進行・イメージ
よびかけ人:(現在調整中です)
連絡先:広島大学関係 古川(ふるかわ)0824-24-6688
その他 久野 082-297-7145 090-4740-4608
とき 10月19日(土)午後2時から4時まで
ところ 「メルパルク広島」喫茶室(広島市中区紙屋町)
峠三吉没後50年にむけて、具体的な事業計画を企画し、今後のスケジュールについて話し合いました。
以下審議・決定事項です。
☆峠三吉没後50年碑前祭
日時:2003年3月9日(日)12時30分〜13時30分
会場:平和公園内・詩碑前
☆記念シンポジウム
日時:2003年3月9日(日)14時〜16時
会場:平和記念館東館(メモリアルホール)
内容:*基調講演:テーマ「現代詩の抵抗精神」
(講師については折衝中)
*ショートスピーチ:「峠と私」
*詩の朗読
*合唱
なお、碑前祭、シンポジュウムの具体的内容については、改めて協議する必要あり。
メモリアルホール借り上げ費は46580円。
☆文学・資料展
期間:2003年4月16日(水)〜28日(月)(なお、4月22日・29日・30日は休館なので実質12日間となる)
会場:市民交流プラザギャラリー(会場費は1日15120円)
☆構成劇「河」の上演
2003年10月という案が出ていましたが、会場がとれず、11月の申し込みを11月1日にしたいと考えています。(金・土・日の3日間を確保の予定)
☆峠三吉ヒロシマノート(峠三吉をたどるガイドブック)の出版
今年中にアウトラインと作業スケジュールの企画案をつくります。
☆その他
「峠三吉と文学」をテーマとした例会の具体化
「広島文学資料保全の会」代表幹事、「広島花幻忌の会」幹事、「広島に文学館を!市民の会」幹事、「峠三吉没後50年の会」呼びかけ人などとして、長年、広島の文学資料の保全と文学館建設運動に携わってこられた好村冨士彦さん(広島大学名誉教授、ドイツ文学・ドイツ思想)が、2002年9月19日午後3時頃、広島市民病院にて心不全のため亡くなられました。享年71歳。心よりご冥福をお祈りいたします。
なお、通夜(9月20日)と告別式(9月21日)は好村玲子さん(奥様)を喪主として、勝順寺(広島市中区紙屋町1−4−16 電話 082-247-1435)にて厳粛に営まれました。
「広島に文学館を!市民の会」代表の水島さんの弔辞はここ。
卒業生代表の古川さんの弔辞はここ。
親族代表、好村滋洋さんの挨拶はここ。
(9月28日付けの「中國新聞」(朝刊)の追悼記事はここ。)
(10月12日付けの「図書新聞」掲載の追悼記事はここ。)
「8.15の集い」を共催して協力してくれた日本ジャーナリスト会議広島支部が9月2日、「不戦のつどい」を開きます。9月2日は、日本が戦艦ミズーリ号上で降伏文書に調印した日です。(チラシはここをクリック)
下記の要領で開催されました。(趣意書=ビラはここをクリックすると読むことができます。)
(「中國新聞」の記事はここをクリック)
(「朝日新聞」(広島版)の記事はここをクリック)
◇日時◇8月15日午後6時〜7時半
◇会場◇平和記念公園内、元安橋東詰め
◇主催◇峠三吉没後50年の会
◇共催◇広島に文学館を!市民の会、広島花幻忌の会、文団連、日本ジャーナリスト会議広島などなど
◇プログラム◇
第一部
司会・進行を海老根勲さん(当会共同代表/「広島花幻忌の会」事務局)が行った。海老根さんは次のように述べた。
ヒロシマが紡いできた言葉を世代を超えて読み継いでいく、さらに新たな、ヒロシマ発の言葉を紡いでいく事も、この企画の狙いです。小学生、高校生、あるいは峠と同時代を生きてきた行動派の詩人まで登場して、意図は既に証明されつつありますね。
はじめに、戦争で亡くなった方々への黙祷がよびかけられた。
朗読された詩は、以下の内容。( )内が朗読者。
(1)峠三吉「原爆詩集」から序「にんげんをかえせ」(城北高校生徒の久保田賢さん)
(2)峠三吉「8月6日」(城北高校生徒の綿岡洋平さん)
(3)峠三吉「1950年の8月6日」(加太恂さん)(写真はここ)
(4)ナジム・ヒクメット「死んだ少女」(石橋ゆうさん、小学6年)
(5)米田栄作「8月6日の砂」(長津功三良さん)
(6)米田栄作「川よ永遠に美しく」(緩急車雲助さん)
米田栄作さんについて、海老根さんは次のように語った。
8月6日、ヒロシマで一人の詩人の葬儀が営まれました。幼いわが子も奪われたヒロシマを叙情的な言葉で歌ってきた米田栄作さんです。偶然、と呼ぶにはあまりにも悲痛な偶然でした。
(7)栗原貞子「生ましめんかな」(土屋時子さん)(写真はここ)
(8)林幸子「ヒロシマの空」(平賀あゆみさん)
(9)伊藤真理子詩画集「あしたきらきら」から(谷本幸子さん、土井悦子さん)
(10)松本賀久子「資料について」(松本賀久子さん)
(11)伊藤眞理子「花を買う日」(伊藤眞理子さん)
この後、飛び入りで次の五名の方が朗読した。
(12)「同時触発アートyen企画よびかけチラシから」(このした慎也さん)
(13)峠三吉「呼びかけ」の抜粋(斎藤正恵さん)
(14)自作朗読「夏にさらす」(吉井佐智子さん)
(15)自作朗読(城北高校生徒の友田さんと綿岡さん)
第二部
司会・進行を池田正彦さん(当会事務局)が行った。池田さんは次のように述べた。
8月15日は、終戦記念日です。残念ながら、この日で戦争は終わったのではなく、以後朝鮮戦争、ベトナム戦争、沖縄、湾岸戦争、9・11同時多発テロ、アフガン攻撃など暴力の連鎖はつづいています。しかも広島にとって無関係なできごとではありません。あの原爆の惨禍を受けた広島だからこそ、あの8月15日を改めて思い起こしましょう。
そして、沖縄出身者を含む六名のバンドが三線入りで「沖縄かがやけ・広島かがやけ」(沖縄へ返せ)をにぎやかに楽しく歌い上げた。(写真はここ)
第二部で朗読された詩は、以下の内容。( )内が朗読者。
(16)沖縄・具志川高校3年・名護愛(ちか)「未来に向かって」(石橋あゆみさん、中1)
(17)「9.11テロ」犠牲者家族「平和な明日を求める遺族の会」カリ-ン・ケリ-「今から五十七年たっても」(翻訳=嘉指信雄)(平木薫さん)
(18)御庄博実「黙って歩く」(アフガンへ寄せる1編)(御庄博実さん(当会共同代表))
(19)立原道造「わかれる葦に」(橘しのぶさん)
(20)原民喜「永遠のみどり」(橘しのぶさんの息子さん、小学6年)
最後に、水島裕雅さん(当会共同代表/「広島に文学館を!市民の会」代表)が閉会あいさつを行った。水島さんは次のように述べた。
「8.15『原爆・反戦詩』を読む市民の集い」に大勢の方がお出かけくださり、ありがとうございました。心のこもった詩の朗読に感動いたしました。8月15日は日本の無謀な戦争が敗れた日で、日本では敗戦記念日とも終戦記念日とも呼ばれています。現在、再び暴力を正義として、テロや戦争で問題を解決しようとする傾向が高まり、核戦争の危機とまで言われるようになりました。私たちはこうした傾向を憂い、詩の力、言葉の力で戦争を終わらせたいと願っています。真の「終戦記念日」になるまでこうした会を続けていきたいと思います。
約80名の参加者であった。もっと読んでいただきたい方々のお顔もたくさん見えた。が、構成上のバラエティさ、ヒロシマが引き受けていこうとする課題の深さを、詩の朗読で紡いだ意義は大きい、と考えたい。音響装置、資料作成などの裏方の皆さん、参加者の皆さんと共に、成功を確認したい。(野田久)
(なお、写真は太田武男氏の撮影によるものです)
7月23日夕方のNHKTV「お好みワイドひろしま」で「特集ヒロシマ2002 今 峠三吉を読み返す」が放映されました(PM6:17分ころから約13分間)。共同代表の御庄博実さんが、平和公園の「峠三吉文学碑」前から中継で峠三吉の詩の持つ現代的意義を語りました。また、好村冨士彦さんが、『原爆詩集』の「序詩」成立時の状況について語りました。さらに広島市立中央図書館に保存されている詩稿「生」が詳しく紹介されました。
8月6日午前8時15分、原爆ドーム付近で峠三吉「原爆詩集」から「八月六日」1編、朗読しました。
下記の要領で開催されました。(「中國新聞」の記事はここをクリック)
◇日時◇8月3日(土)午後1時〜2時半
◇会場◇中区中島町、西応寺(峠三吉の菩提寺)前の歩道、および境内、本堂
◇プログラム◇第1号碑の除幕式
崇徳高校グリークラブの合唱
会長の早坂暁氏と若者達の対話集会などなど
◇問い合わせ◇広島YMCA 082-228-2266
「この子たちの夏……1945ヒロシマ・長崎」
◇日時◇7月26日(金)午後6時45分開演
◇会場◇広島市西区民センター2階スタジオ
◇入場◇無料
◇協力◇演劇制作体「地人会」
出演 音読の会 浅井満里子ほか
問せ先=増田(そうだ)聿子 Tel・Fax 082-273-6361
7月6日朝のNHKTVのローカルニュース(AM6:50およびAM7:35ころ)で企画会議の様子が報道されました。
下記の要領で企画会議を行いました。(趣意書はここをクリック)
◇日時◇7月5日(金)午後6時30分
◇ 会場◇中区堺町1-2-9 広島映画センター(293−1119)
◇ 議題◇
論議の結果を踏まえて呼びかけのためのビラを作成することになった。
【連絡先】
池田 Tel・Fax 291-7615 携帯 070-5425-3921
海老根Tel・Fax 924-7950 携帯 090-4105-4467
とき 6月22日(土) 午後5時30分〜
出席者 水島 御庄 海老根 久野
相談したこと
1 「原爆の絵を街角に返す会」主催で第1回の碑を西応寺に立てる。8月4日。
「そこに個々で参加し、その終了後、場所を移動し、反戦詩朗読会はどうか」について検討した。
4日の朗読会は、取り組まないことを確認した。「峠50年の会」入会用紙、「8・6」「8・15」のビラを配布する。主催者に問い合わせをする。
2 8月6日当日の原爆詩朗読会について検討した。
被服支廠その他での取り組みは、「もりすぐる」さんのご提案があるものの「力量的に無理」と確認した。
8:15〜原爆ドーム前(正面)での峠の詩の朗読会をすることを確認した。
3 秋に絵・写真・詩(言葉)を組み合わせた辻詩に取り組む。
4 8.15 終戦(敗戦)記念日の反戦詩の朗読会について。
元安橋付近。
「峠50年の会」よびかけで、「広島に文学館を!市民の会」「花幻忌の会」・・・などより大きな団体協力で取り組む。その第1回打ち合わせを7月5日行う(海老根さんの文案を参照してください)。
5 8月4日に「8・6」「8・15」のビラを入れる。8月6日に「8・15」のビラを入れる。
「市民の会」7月例会の案内郵送までに「8・6」「8・15」のビラをつくり同封できるよう追求する。
(以上、久野氏によるメモ)
日時 6月15日午後2時から
場所 メモリアルホール(原爆資料館東館)
当日、峠三吉没後50年の会・参加申し込み用紙を参加者に配ることにしています。是非、ご参加を。
なお、この会の陶板画の第一号が8月4日(日)、西応寺(峠三吉墓所)にかかげられます。
*当日は、峠三吉の詩が朗読される予定
「朝日新聞(広島版)」(2002年6月4日)の「広島ひと模様」欄に「「峠文学」見つめ直す」という紹介記事が掲載されました。共同代表の御庄博実さんが峠との関わりについて語っています。
「朝日新聞(広島版)」(2002年5月24日)に「峠三吉の足跡たどろう 「没後50年の会」発足」という紹介記事が掲載されました。
峠三吉が亡くなって、来年(2003年)は50年を迎えます。
「峠三吉没後50年の会」の発足を契機に、5月26日(日)午後1時から、平和公園内にある「文学碑」めぐりと「懇談」を行いました(「広島に文学館を!市民の会」と共催)。
各文学碑の前で、作家の紹介をし、作品を朗読しました。
1)峠三吉詩碑
2)原民喜碑
3)国民学校教師と子どもの像(正田篠枝文学碑)
4)午後2時30分から「西応寺」にて懇談会
(なお、写真は戸村良人氏から提供されたものです)
002 記者会見
5月14日(火)午前11時から、広島市役所市政記者クラブ(市役所11階)で、「峠三吉没後50年の会」発足について記者会見を行いました。
記者会見では、3人の共同代表から、資料(「峠三吉没後50年の会」発足のご案内)に基づいて、会発足の経緯や事業計画などを説明しました。その後、記者たちから次々と質問が出て、活発なやりとりが行われました。
記者会見の模様は、5月14日夕方(6時40分頃)広島ホームテレビ、5月15日朝(6時50分)のNHKローカル・ニュースでそれぞれ放映されました。また、「毎日新聞」(5月15日付け)でも紹介されています。
001 「峠三吉没後50年の会」が発足しました
5月11日(土)午後2時から、呼びかけ人を中心に関係者が集い、「峠三吉没後50年の会」が発足しました(於 広島市立中央図書館セミナー室)。会の趣意書はここをクリックすると読むことが出来ます。